2009年11月の活動報告 of Wedeln Ski Club

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2009.11.15

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加盟団体安全対策講習会

DSCN4170.JPG中野駅南口から徒歩約8分の「なかのZERO」で、加盟団体安全対策講習会が開催されました。
これは、スキーヤーが直面する事故や怪我について、その予防のための知識を習得するとともに、万一遭ってしまったときの対応について、研修を行うものです。対象者は、安全対策担当者および安全管理活動に興味のある方。ちなみに「安全対策担当者」は、都連の各クラブには必ず置かれており、当クラブでは管理人が努めております(^^ そして最低でも3年に1回は、この「安全対策講習会」に出席しなくてはいけません。

さて、今回のテーマは3つ。
ひとつめは、ヘルメットの安全性について。
用具が進化するとともにゲレンデの整備もすすんだ結果、スキーの滑走速度も高速化しており、転倒や衝突の際の衝撃も大きくなってきました。このような状況で、スキーヤーの安全を守る装備のひとつがヘルメットです。アメリカでは過半のスキーヤーが装着しているものの、日本ではまだ数パーセントに止まっているとのこと。「GIRO」のヘルメットの輸入販売元であるロータスインターナショナルさんが、最新のヘルメットの機能や構造について、お話をしてくれました。

ふたつめは、傷害事故報告について。
各クラブで実施するスキースクールにおいては、終了後に提出する報告書の中で、事故に関する記載も求められています。昨シーズンの報告の集計結果を紹介し、今シーズンの事故防止に生かすために、都連の安全対策委員会の専門委員から解説がありました。

最後は、救急法について。
今年は(たぶん)初めての試みとして、参加者全員の実習が取り入れられました。内容は、胸骨圧迫とAED操作。特にAEDは、最近様々な場所に設置されるようになりましたが、使用はともかく、触ったことがあるという人もほとんどいないのが実態だと思います。管理人もそのひとり。勤務先にも数ヶ月前にAEDが設置されましたが、その設置場所を知っているだけ(^^;
今回は、実習用の人形とAEDを使用して、心肺蘇生法について学びました。話を聞くのと、実際にやってみるのは大違い。もちろんこれで「できる」ようになったわけではありませんが、貴重な体験でした。しかし、「万一」が起こらないことを祈るばかりです。

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